2016/11/21 05:07
飾ってみましょう!その2・額ではないもので飾る
額に入れると作品はグッとよく見えます。それはちょうど、衣装を身に着けるようなものです。洋風にも和風にも、入れ物ひとつ、衣ひとつで雰囲気も変わるのです。しかし、額以外の方法でも飾ることはできます。
2 額ではないもので飾る
②何かに、たてかける、はさむ、はりつける。
額や掛け軸はなにより面倒だ、という場合、一工夫して飾りましょう。
ただし、どの場合も作品が痛みやすいので、注意が必要です。汚れないようにするには、透明なビニールで包みましょう。
・たてかける…絵画作品に制作のためにイーゼルというものがあります。キャンバスを立てかけて使う道具ですが、このイーゼルの小型のものがあります。木製、金属製、プラスチック製、とさまざまです。また、L字型のものを二つ蝶番で留めて、開いて立てかけることができるものもありますね。
これなら、ただ立てかけるだけで飾れます。
写真はもっと簡単に、クリップを組み合わせて作ったもの。
・はさむ…はがき立て、ハガキスタンド、というのがあります。木、ガラス、金属、プラスチック、等、のかたまりの上部にはがきに厚みの溝が切ってあり、その溝にはがきを差し込んで使うものです。ちょっとした隙間にはさんで、はがきを固定するのです。この切り込みがポイントです。確かに微妙な厚さと深さ、角度の難しい作業ですが、自分でできないことはありません。自作すれば自分だけのはがき立ができます。写真は、海岸で拾った流木、切り落とした枝で自作したものです。
・はりつける…作品の裏側に両面テープを貼って、木材や厚紙、つまり、お気に入りの板状の台にはりつけるのです。厚みのあって自立する板なら、そのまま置けます。
くれぐれもそのまま壁に画鋲で留めるのはやめましょう。